花のような笑顔
狼『んで、そんな大事なこと黙ってたんだ。』


華『言おう言おうって思ってたけど…勇気が出なくて…。

ごめん…。』


狼は私を少し離し、抱きしめていた手を頭にのせて撫でてきた。


狼『話してくれて、ありがとな。』


華『うん。』


どんよりなムードから和やかなムードになったかと思えば、それは潤さんによってあってなく壊れた。


潤『てことはさ!

今日は華ちゃんと誕生日ってことだろ!?

祝わないとな!』


何を言うかと思えば…。
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