しろっぷ
 ゆかりは司を引き連れてあるゲームの前に行き、近くにあった両替機で千円札を崩した。
「つーちゃん、はい半分」
「クレームゲームするの?」
「そう、多く商品を取った方が勝ちね」
「よし〜、また勝っちゃうからね!!」
 そう言って司は近くのクレームゲームに100円を入れてゲームを開始した。
 チャリン。
 ゆかりも司の隣にあるクレームゲームを始め、まずはどれを取るか品定め。

 あのバッタみたいな緑やつ、確か何とかライダーとか言う奴だったよね。
 アレを取ってみるか。

 まずは横に動くボタンを慎重に押し、次に縦に動くボタンを慎重押して、クレームをゆかりが狙う人形に近づける。
「よしOK」
 そう独り言を言ってクレームはゆっくりと目的の人形を目掛けて降下。
 が、クレームは人形を掴むことないまま最初のチャレンジは失敗。
 と、隣にいた司はしゃがみ込み、取り出し口に手を突っ込んでいた。
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