しろっぷ
「どうしたの?」
「つーちゃん・・・、よかったらこれあげる」
「本当!?ありがとう嬉しいーーー!!!」
「ほら左手を出して。つけてあげるから」
「うん〜♪」
 司は左手を出し、ゆかりはその腕に腕時計をつけてあげることにした。
「ありがとう!!」
 司はそう言いながら強い力でゆかりを抱きしめる。
 ゆかり自身よりもずっと年齢が下の司の身体は、とても柔らかく、甘い香りもあってゆかりの中の自分は確実に停止。
 自然と司を包みこむように抱きしめ、夢のような祝福の時間を思いっきり堪能。
「ゆかり姉・・・」
「うん?」
「いつまでもずっとずっとずーっと一緒にいて・・・」
「・・・え?」
「優香里姉ちゃんみたいに結婚しないで。これからもずっと僕のお姉ちゃんでいて・・・」
「・・・・・」
 ゆかりはこの祝福を逃したくないという気持ちが強いためか、今は余計なことを考えないことにした。
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