しろっぷ
 が、そのような考えなど急には思いつくもはずもなく、苦虫を噛んだような顔に。
「そう思うならそう思えば?それで買ったやつは?」
「やっぱり気になるんだ〜。安心して、正志君の家の前に置いといたから」
「私は変な勘違いされる方に心配してるの。それに他にいい感じの人いるし」
「オーーーーー!!誰々?」
「えっと、優しくって頼りがいがあって・・・」
「あっ!もしかして例の年下君?」
「う、ううん。その子ではない」
「え?誰々?教えて教えて!!」
「誰って言われても・・・」

 どうしよう〜。
 ここで下手に誰かの名前は出したら余計に面倒になるのは確実だよな。
 かと言って他に思いつくような相手とか・・・あっ!!

 思わずニンヤリとしたゆかりだったが、真紀にバレないよう平然とすました顔をしたのであった。
「実はね正彦さん!!武彦さんのお母さんから正彦さんを頼みますって言われたの」
「え!?」
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