しろっぷ
「アレアレ?ゆかりちゃんのライバル出現じゃん!?」
「だから、私は正志のことなんて何とも思ってないから!!」
「なら『しろっぷ』で買ったのはアレは何かな?」
「それは・・・仕方なく買ったやつだし」
「仕方なく買ったやつ〜?でもでも、出てきた時の顔は嬉しそうでしたよ?」
「そ、そんなことはない!!」
「本当ですか〜?」

 来たよ真紀の勝手な思い込みゾーン。
 こうなった時の真紀は、世界一面倒くさくなるんだよな。

 ゆかりの過去の経験上、こうなった真紀を止める方法は二つ。
 一つは素直に真紀の思惑に乗ること、もう一つは台風が過ぎ去るの待つように黙ってやり過ごすこと。
 しかし、前者の場合はその被る被害は絶大なため当然却下。
 一方の後者の方は、真紀が仕事に追われるという状況もプラスという条件が必要だった。
 そのため、ゆかりが今出来る対抗策は頭をフル回転させ、違う案で乗り切ることにだった。
< 207 / 306 >

この作品をシェア

pagetop