しろっぷ
「私なら迷惑かけていいの?」
「イジメからいいの!!」
「何それ?イジメてないんだけど?」
「いいから送って!早く!!」
「子どもじゃないだか・・・」
「は・や・く・し・て〜!!」
「・・・はいはい。なら用意するちょっと待ってね」
「早くね〜♪」
 ゆかりは一度寝室に行き、帰りに貴人に買ってもらったスーツをクリーニングに出す準備をしていた。
「えっと〜、ポケットに何か入ってなかったっ・・・」
『ねえまだなの〜?待ちくたびれた、早く帰りたいーーー!!』
 遠くから駄々をこねた子どものような声を出した真紀。
 その声を聞いて嫌になったのか、ゆかりはスーツのポケットの中の物を全てバックに押し込んでストレスを分散。

 私、何で真紀みたいなアレなタイプと何年も一緒にいるんだろう?
 ・・・私って本当、人を見る目ないのかな?

 そう嘆いていると真紀がいる部屋からゆかりを呼ぶ声が。
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