しろっぷ
 だったのだが、あと一歩のところで答えが出ない。
 そして、注文を聞いたオーナーが厨房に一度戻り、少ししてブルーマウンテンを優香里のところへ持ってきた。
「ゆかりさん、まだ考えているんですか?」
「あの男性、何処かで・・・」
「もういいじゃないですか?」
「・・・そう、そうですね」
「なら乾杯しましょう」
 二人はカップを軽く上げて乾杯をし、互いに一口飲んで、ゆかりの相手を待った。
 カランコロンカラン。
 またまた人が入って来たが、ゆかりはその入って来た相手を見て、ホッと安堵。
 入って来た相手は昨日のゆかりのスマートフォンに連絡をしてきた相手で、その相手は武彦。
「すみません橘さん。今日は真紀ちゃんのことで・・・」
「遅いよ!!今日は何?またあのお母様とかじゃないよね?」
「・・・・・」
「またお母様なの?」
「ユ、ユカリ・・・」
「コラ、何を呼び捨てにしてる?」
< 221 / 306 >

この作品をシェア

pagetop