しろっぷ
 すっきりした〜♪
 何でアレのためにせっかくの休日を使ったんだろう〜?

 と、先ほど連れの男と一緒にいた化粧が濃い女性がイライラしながらバス停前に立っているのを確認。

 こっちは何かな?
 おっと、人様のことは関わらない関わらないっと。

 そう思ったゆかりは、相手に自分の存在が気づかれないくらいの距離を取り、バスを来るのを待った。
 が、化粧が濃い女性は突然クルッとこちらを振り返り出した。
「ついて来ないで・・・」
「・・・・・」
 ゆかりは知らないフリをしてごまかそうとしたが、化粧が濃い女性は恥ずかしかったのか顔が真っ赤に。
「す、すみません突然」
「・・・いえ」
「何とお詫びを・・・」
「いえいえ、あなたのおかげで私も・・・」
「おかげ?」
「いえ、こちらの話です」
「は、はぁ・・・」
「それより無理に敬語を使わなくてもいいよ?」
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