しろっぷ
「わ、わかりました」
 貴人の必死な声にビックリしたゆかり。
 貴人のために買った何かと一緒にそのボロボロのお守りを手渡し、貴人はそのお守りに夢中。
「た、貴人さん?」
「・・・・・」
「貴人さん」
「・・・・・」
「貴人さん!!?」
「あ、ああ。・・・今日は上がっていいから」
「は、はぁ・・・」
「明日も頼むな」
 ゆかりは貴人に挨拶を済ませ、社長室から出て行った。
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