愛されたがり。




酷い女だと思う。

自分に素直で、愛に貪欲で、わがままで。



でも、どうかそんな私の言葉を聞いて欲しい。

拙い拙い、私の初めての告白。

どうか私の気持ちを知って欲しい。


そして、少しでもいいから、貴方の言葉を聞かせて…………



緊張で手が汗ばむ。

恥ずかしくて顔が羞恥に真っ赤に染まる。


でも、頑張るんだ。

今言わなきゃ。

私の気持ちを伝えなきゃ。



「広瀬くん。好き。……こんな私でもよかったら、あの、もしだけど、その、私と付き合って下さ……きゃっ!」



驚いて変に大きな声が出た。

私達より前にいた数人の人々がこちらを見たくらいには。



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