愛されたがり。




嬉しくて、切なくて、なんだか私に広瀬くんは勿体無い気がして、それでもやっぱり手放したくなくて、自問自答を繰り返し、ぎゅっと握り返した。



「はい、私も大好きです。……ありがとう……」



広瀬くんが、満面の笑みを咲かせた。



”君が側で笑っている幸せ”


もう、本当にその通りです。

この笑顔が、私の幸せの証。




広瀬くんが私の頭を撫でた。

優しい手つき。

優しい声で私の名を呼びながら。


< 50 / 58 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop