毒舌紳士に攻略されて
「いやいや!しないから!」

そもそも普段から坂井君を独占しているつもり、ないんだけど。
もっと反論しようかと思ったものの、同期の子が来てしまい幹事の子は早速料金の徴収に入る。

「めぐみ、どうする?」

「どうするって言われても、お金払っちゃったし。……あの様子だと返してくれそうにないし」

「だよねぇ」

そう言うといつの間にかお互い顔を見合わせて、諦めにも似た溜息を漏らしてしまった。

「仕方ない。こうなったら飲んでやる!」

開き直り「元を取る!」と豪語しながら中へと入っていく琴美。

琴美の言う通り、ここは開き直って元を取る気持ちで沢山食べて飲んで帰ってやろう。
同期がいることには違いないのだから。

琴美に続いて騒がしい会場へと入っていった。
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