二回目のプロポーズ

「はい、これ」

ベンチに2人座った後すぐにチョコを渡して

「ありがと、雪」

「ううん、ごめんね渡すの遅くなって・・・」

「今、食べていいか?」

「うん!」

一個とって口にチョコが入って

「どう?」

「うん、うまい!」

「よかった〜手作りチョコなんてはじめて渡すからどきどきして」

「これなら毎日食べたいくらいだな」

「それは勘弁して!」

裕也がいきなり私の両手を握ってきて

「え!なに、裕也?」

「本当にありがとな雪こんなに手なってまで俺のために」

「ううん、いいの」

「今年から毎年雪から貰えると思うと楽しみだな」

「もう!そういえば今日学校でチョコもらわなかったの?」

やっぱり気になって聞かずにはいられなかった放課後のあの子から貰ったのかを

「今年はもらわなかったな、というか雪からしかもらわないって決めてたし」

「え?じゃあ生徒会の後輩の女の子からは?」

「なんだ、見てたのか?ちゃんと貰えないって言ったさ」

「そっか」
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