二回目のプロポーズ
「まあ、今はいませんけど」
「ごめんなさい」
「なぜ雪さんが謝るんです?」
「なんか聞いちゃいけないこと聞いたみたいで」
「そうですね・・・」
「今でも好きなんですか?」
「好きですよ、今でも」
その一言はわたしの胸に痛いほど響いて
「そうなんだ」
『お次のお客様どうぞ』
そして2人が呼ばれて
「やっとですね」
並びんでから40分たっていて
「お腹、ペコペコです!」
「あはは、僕もです」
「さすが人気店だけあって、おしゃれ」
「女性客がほとんどですね」
「うん、日村君一人じゃ無理だね」
「確かに」
そして2人は帰ることに
「今日はありがとう」
「いえいえ、編み物頑張って!」
「うん!それじゃ」
「じゃあ、また」
そして自分の部屋に戻り、日村君のあの言葉を思い出していた
『好きですよ、今でも』
度々でくる、日村君の元カノさん日村君はその人のことをまだ好きで・・・
私はもう日村君のことが好きなんだとおもう
だから日村君のことばかり考えて気になって
でもその気持ちを言葉にするのが怖くて