獣(犯罪者)に愛された女子高生
「俺から逃げるなんていい度胸だな」
「…っ!」
ククッ…その表情が一段と俺の食欲をそそる。
その時、俺の中で獣の血が疼いたような気がした。
アカネSide
ペロッ…
まるで、本物の獣の様に舌なめずりをするセイル。
「セ、セイルっ…このお願いを聞いてくれたら後は好きなようにしていいよ。煮るなり焼くなりセイルの好きなように食べてもいいッ…だから」
「……チッ、分かった」
「ほんと…?」
「あぁ。俺は約束は破らねぇ…絶対に」
「…?」
絶対。
そう口にしたセイルは、どこか悔しそうな表情をしていた。
「で?」
「えっ?」
「これからどうすんだよ?」
「……」