獣(犯罪者)に愛された女子高生
しまった!お願いを聞いてもらえたはいいけど、その先の事を考えるのを考えてなかったっ!
ていうか、元の場所に戻るって言っても…何処からどうやって戻るんだ?
つか、どうしてこっちに来たかも分からないっつーの。
「やっぱり馬鹿か」
「なっ、馬鹿ってッ…あたしこれでも学年一位、二位を争うほどなんだから!」
「あ?」
やめてその『何言ってんだこいつ。頭大丈夫か?』みたいな視線。
確かに、今のはちょっとばかり言い過ぎだったけど。(本当は学年381人中272位)
でも数学の公式や英単語は人並みには分かるし、漢字だって読めるもん。
「だから馬鹿じゃない!」
「……腹壊すかもな」
よしわかった。あんたの腹ン中で存分に暴れてやるわ。
ーーーガサガサっ。
「ひっ!ご、ごめんなさい!暴れるなんて言ってすみません!!」
今まで見た事ないくらい綺麗な土下座を見せてやった。
「クァックァ!」
「……」
「クァー?」
「か、…」
「か?」
「……か、可愛い!!/////」