イジワル副社長はウブな秘書を堪能したい
 バスローブ?

 こんなのいつ着た?

「でも、何で瑠海は上半身裸なんですか?風邪引きますよ」

 瑠海は下にルームウェアのパンツらしきものを履いていた。

「それはね、桃華が温めてくれたからだよ」

 瑠海がにっこり微笑んで、私の頬を撫でる。

 温めた?

「昨日の桃華は可愛かったな。今朝の予定は社内の打合せだけだし、ふたりで半休取ろうか?」

 可愛かった?

 それはどういう意味?

「あのう……昨日の夜の記憶がないんですけど……」

「ないんだ?あんなに熱い夜を過ごしたのにね、残念だな。これから一緒にシャワー浴びようか?」

 瑠海の顔が近い。

 この至近距離、どうにかならないの?

 くっつき過ぎでしょう?
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