Black World
誰もが、誰かに必要とされ生きるために、、、


人は、1人じゃ生きられない。


その為に、人は誰かと寄り添う。


そう、、、あの人が、言っていた。


でも今の私には、その寄り添う人は居ない。


誰に寄り添って良いかも、わからない。


「あれ?まひろちゃん」


3年2組の前で立ちつくしていると、1人の男が声を掛けて来た。


「戸田、先輩」


彼女は、男のことをそう呼ぶ。


「この人が、弘毅?」

「違う!!」


そう、彼女は全力で首を振る。


なんだ、違うんだ。


てか、彼女の名前「まひろ」って言うんだ。


こんだけ話しておいて、今初めて彼女の名前を知った。

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