Black World
「だったら、明日からちゃんと学校に行け」


千歳にうまいこと、丸め込まれた気がする。


「で、これで良いんだろう?母さん」

「千歳、よくやった」


なんて、会話のやり取りをし出す。


母よ、お父さんと千歳はあたしに甘いと言っていたが、、、


お母さんに対しての方が、2人は甘いと思う。


それに私たち3人の操り方を知っている、お母さんが1番怖いと思う。


「絢瀬。「明日から、学校に行きます」って、後で電話しておくから」


ほら、こうやって周りから固めて行く所が「隙がない」と言うか。


「諦めろ。うちの人間は、母さんには勝てねぇよ」


さっきまでグルになって、私のことを丸め込んだ千歳がフッと笑みを漏らす。


、、、そうでしょうね。


私は諦めにも似た、ため息を1つ溢した。

< 9 / 232 >

この作品をシェア

pagetop