浮気彼氏から奪うオトコ。





そして中学3年生にあがり、1回目のテストが迫ってきていた。


俺は家でなるべく勉強を頑張り、土日はかのんが教えに来てくれた。

学校に行けば、皆怯えるし、かのんもどんどん友達が離れてしまう。



不良とつるんでるだの、危ない子だの…。




でも、俺は学校に行かないと、出席日数が足りなくなってしまう。

だからかのんと距離を置こうとした。




するとかのんから近づいてきた。


「離れないでよ!寂しいんだから!!」


堂々としていて、何にも恐れない彼女が凄いと思った。

俺はどんどん彼女が好きで仕方がなかった。




「テスト頑張って欲しいから、これ!あげる」

「ん?」

「お守り!」



かのんの手作りなのか、不恰好だった。

それに糸のつなぎ目が普通に見えている。




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