龍乃一味のカオスな学園生活
「まぁ、いいじゃないですか」

ノエルが仲間達に言う。

「あんまり質問攻めにするのも、冬樹君困ってしまいますし。少しずつ仲良くなっていきましょう。分からない事は皆で教えてあげて下さい。冬樹君も、困った事があれば何でも言ってね」

「……」

また無視かよっっっっ!

とにかくボンヤリしてるし、ちょっと目を離すと意識不明の重体状態になる冬樹。

口からエクトプラズムみたいに魂が抜けて行ってるんじゃないだろうか。

おーい冬樹ぃ、帰ってこーい!

「ハッ」

意識が戻る冬樹。

「すみません…何か仰いましたか…?」

マジむかつくコイツ。

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