龍乃一味のカオスな学園生活
余程楽しみにしていたのだろうか。

花にペコリと頭を下げた後、花龍はトボトボと歩いて行く。

こんな事ならば、もっと沢山準備しておくべきだった。

折角のクリスマスなのに、あんなにションボリさせてしまって…。

このクリスマステロを企画した生徒会の一員として、居た堪れない気分になる。

別に花が悪い訳ではないのだが、それでも『欲しい』と言ってくれる花龍にプレゼントしてあげられなかった事に、花は心を痛める。

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