強がりウサギの不器用な恋

「水着にならないなら、夜に襲うからな!って。
そしたらあっさりと水着になってくれたよ。」


社長をあしらうかのように、この人の口は嘘を言った。


しかも、襲われるのが嫌だから水着になった、ということは……

その夜には、そういう行為はなかったのだと、
男女の関係にはなっていないのだと、微妙にほのめかしている気がした。


「なんだ、そういう作戦に出たのか。」

「操が真吾の言うことだけを聞く女だといつまでも思わないほうがいいぞ。」

「………え?」


海藤さんの今の言葉は、とても意味深で。


< 193 / 404 >

この作品をシェア

pagetop