強がりウサギの不器用な恋

特に、大林くんと西田くんはテンションがいつもより高く、完全に酔っ払っていると思う。

……さらに呑んで、大丈夫だろうか。


「あの二人、呑ませて大丈夫ですか?」


小声でこっそり隣にいた海藤さんに尋ねた。
この中じゃまだ、一番酔っていなさそうだったから。


「…大丈夫じゃね? 吐くならそこにトイレもあるし。」


なんともまぁ、あっけらかんとした回答を頂いた。

……要するに、吐くまで呑んでも構わないと?


「ところで操は何飲む?
一応、ウーロン茶なんかもあるけど?」

「じゃあ……そこのチューハイで。
いきなりウーロン茶じゃ、大林くんたちが許してくれないでしょうから。」

「ははは。」


笑いながらも、「無理すんなよ?」なんて言うあたり、この男は大人だ。


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