【完】あんたなんか知らないっ!!







次の日。
朝ご飯を食べたあと、すぐにバスに乗った。




「ねぇねぇ、大和ってさ、弥咲のこと好きなの??」




碧海が小声で聞いてくる。



「らしいよ。
珠樹だって大和のこと好きだろ??」


「うん。
あー、早くくっつかないかな。」


「ほんとな。
でもくっついたらくっついたらでノロケとか聞かされそうだけどな。」




でも2人がくっつけば、俺らが2人でいる時間も増えるから...




「大和、今日二人っきりにしてやるから告白しろよ。」


「おまっ、いきなりなんだよ。
...でも、お前がそういうなら頑張るわ。」




大和はそういうと、珠樹と話し始めた。



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