Sweet Love

忘れられない過去

『今から終業式をはじめま〜す』



もう冬休みか…



早いなぁ…



冬休みなにして過ごそう…



仕事やらなきゃなぁ〜



綾忙しいかな…



帰ったら連絡してみよ…



それにしてもなんかだるい…



朝から、頭も痛いし…



きっと疲れがたまってるんだ。



帰ったら少し休もう…



『これで終業式を終わりま〜す!』



え?早くない?



私がぼーっとしてたから?



まあ、いいや。



クラスに戻って成績表返さないと…



「はいは〜い、みんな静かに〜成績表返すよ〜」



そして、1人ずつ返して行く。



「みんな確認した?じゃあ、HRはじめるよ〜」


ーーーーーーーーーーーーーーーーー



キーンコーンカーンコーンーー



「はい、終わるよ〜みんな風邪ひかないようにね!」



「由愛ちゃんもね〜」



「私は大丈夫よ〜!じゃあ、終わります!さようなら!」



『さようなら〜』



生徒たちを校門で見送り、職員室にのろのろと帰っていった。



なんか朝よりだるい…



しかも、すごく寒い。



今日は、いつもより暖かいはずなのに…



はぁ…こんなこと考えてもしょうがない…仕事しなきゃ。



職員室に戻った私は、すぐに仕事をはじめた。



だけど…体調は良くなるどころかますます悪くなり…

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