幕末彼氏!?
ご飯を食べ終え

親同士でお酒を飲んでいる。


私はトイレに行こうと席を立った。



渡良瀬は二階建てになっていて

トイレは下の階にある。


「みなみー、トイレ行くの?」

「う、うん。」

あんまそういうの女子に聞かないで欲しいな…


「じゃあ、俺も行く」


連れションかっ!!


ツッコミたいのを必死に堪え

私たちは階段を下りた。





「なぁ、お前顔色悪くね?」

トイレの外で待っていた隆に突然言われた。



実を言うと

さっきから頭が痛い。


「ちょっと、頭痛くて…」


「おま…そういうのは早く言えよ」

いつもとは違う真面目な顔で

見つめている


「ごめんなさい…」

「俺がなんとか言っといてやるから、帰ろう」

なんだよ、優しいな。


私は頷くと


さっきの階段に向かった



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