大好き以上になった場合
本当に現金なやつだ。
連に茶化されつつも本題に入る。
「で、実際のところどうしたらいい?」
「うーん。虐待されていた件については調べられないけど、桜衣に相談出来なかったのは、桜衣が沙良先輩と仲悪くかったからじゃね?」
「仲が悪い…?」
「そう。前に桜衣が『沙良先輩があたしの悪口を言ってる。』って話していたし。理由までは知らないけど。」
でも、芽衣は沙良先輩を慕っていたし、ミサは沙良先輩から悪口を言われて、相談に乗ってもらうどころの騒ぎじゃなかったって事か。
「なぁ、連。あと、なんで沙良先輩に和哉先輩と寝たことがバレたんだ?」
「あぁ、それは…。」
そう言ったとたん、連の携帯が光り、ピコピコとラインのメッセージが届いた。
「あ、ちょっとごめん。」
連は携帯を見て目を見開いた。
「奏、最新情報。芽衣が具合悪くて今保健室にいるらしい。」
「は!?」
そう言って連は自分の携帯を見せた。
そこに書かれていたのは先ほど会ったエミの名前とプリクラのアイコン。
あいつは連の彼女だったのか。俺まじでなにも知らなかったんだな。と後悔しつつも、文字を追う。