大好き以上になった場合
授業が終わり、昼休憩の時に連と一緒に保健室に訪れた。
保健室の中にはミサ、エミ、そしてベッドに座っている芽衣。
先生は外出中でいないみたいだ。
「アレ、奏と連じゃん!」
ミサが笑顔で言う。
そしてミサの隣にいるエミが驚愕した表情をしながら、俺たちを指さした。
「レンレン、そこのイケメンと友達だったの!?」
「そーなんだよー!言うの忘れてた!俺と白谷と桜衣と奏は中学から仲良しなんだよー。なぁ、奏?」
俺に振るな。
嫌そうな顔をしながら、「まぁな。」って返す。
するとエミが「仲間はずれはんたーい!」と騒いでいたが、連が「エミもこれで仲間だろ?」と返すと「チョー嬉しいんですけど!」と喜んでいた。
バカップルは置いといて、今は芽衣だ。
「芽衣、大丈夫か?」
「うん、大丈夫だよ!」
顔色も今朝とあまり変化は無く、元気そうに見えた。
ミサが俺の肩を組んでニヤニヤしながら話す。
「芽衣を助けたのはあたしなんだよ!感謝してよねー!」
「ミサ、ありがとう。今度なんか奢るよ。」
「えっ!やった!じゃあ高いもの選んじゃおうかな…?」
「安物でおねがいします。」
「嘘だって!考えておくね!」
ミサは相変わらず元気だった。
芽衣の無事が解ったから、もう俺たちは用事ないだろう。後のことはミサに任せて、俺は放課後芽衣を迎えに行こう。