大好き以上になった場合
「じゃあ、俺ら戻るから。ミサ、芽衣の事頼む。」
「任せてよ!」
「連帰るぞ。」
「えー!」と言ってたが、あとは女子同士の方がいいだろう。
俺は連を引き連れて保健室を出た。
*
放課後、芽衣を迎えに行こうとしたら、また廊下で俺を待っていた。
「悪い、待たせて。」
「ううん。私が待っていたかったから良いの。帰ろ?」
俺は今日一日芽衣を見ていたが、エミとミサと3人で仲良く話していた。こころの傷っていうのは一体どの位経てば癒えるんだ?
昼のミサを見ると、俺の心は苦しくなり、罪悪感に苛まれてしまった。
芽衣が俺の手を取るが、俺は動けなかった。
その様子に疑問を持った芽衣は、首をかしげた。
「奏ちゃん?」
「なぁ、俺はいつミサに打ち明ければ良い?」
「………。」
俺が少し弱音を吐くと、今まで見たことないような歪んだ顔をした芽衣がいた。