ホストNo.1男子と甘い同居生活。



「もうなってる」


「あ。そか」




「でも……、ホストじゃなくても料理はしてみたい」

「藍らしいね」



「だろ」



藍が手のひらを出した。



「帰るぞ」


「うんっ」



少し冷たい手のひらを握って、家に帰った。



「…あれ。そら、もう帰ってるのかな??」


「え?」


玄関が開いていた。

「そんなはずないと思うけどな…」


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