甘い時 〜囚われた心〜
「起きたのか…」
急に背後からかけられた声に振り向いた。
「あ…あなたは?」
「桐生院 桜華(キリュウイン オウカ)」
「桐生院…」
見に覚えのない名前だ。
「あの…私はなぜ、こちらに?」
雛子の質問に答えずに、ユックリと近づいてくる。
「あっあの…」
目の前に来た桜華に雛子は見とれていた。
(綺麗な人…)
「っ!」
しかし、桜華の瞳を見た瞬間、全身をゾクッとする感覚が襲った。
(怖いっ!)
桜華から逃げようとした瞬間、腕を引かれ、桜華の前に引き戻された。
パサリ…
引かれた反動で、握っていたシーツが落ちる。
「きゃっ!んっ!!」
叫ぶのを遮るように、桜華の唇が重なった。
「んっ…やぁ…」
苦しくて、開いた唇を割って、舌が入ってくる。
(息が…できない…)
「ふぁ……」
やっと離れた唇から冷たい言葉が発せられた。
「うるさい…叫ぶな」
雛子は、それどころではなかった。
足に力が入らない。
ガクンとテラスに膝をついた。
「…な…なんで…」
(こんなことするの!)
急に背後からかけられた声に振り向いた。
「あ…あなたは?」
「桐生院 桜華(キリュウイン オウカ)」
「桐生院…」
見に覚えのない名前だ。
「あの…私はなぜ、こちらに?」
雛子の質問に答えずに、ユックリと近づいてくる。
「あっあの…」
目の前に来た桜華に雛子は見とれていた。
(綺麗な人…)
「っ!」
しかし、桜華の瞳を見た瞬間、全身をゾクッとする感覚が襲った。
(怖いっ!)
桜華から逃げようとした瞬間、腕を引かれ、桜華の前に引き戻された。
パサリ…
引かれた反動で、握っていたシーツが落ちる。
「きゃっ!んっ!!」
叫ぶのを遮るように、桜華の唇が重なった。
「んっ…やぁ…」
苦しくて、開いた唇を割って、舌が入ってくる。
(息が…できない…)
「ふぁ……」
やっと離れた唇から冷たい言葉が発せられた。
「うるさい…叫ぶな」
雛子は、それどころではなかった。
足に力が入らない。
ガクンとテラスに膝をついた。
「…な…なんで…」
(こんなことするの!)