甘い時 〜囚われた心〜
「止めて!」

「何度も言わすな!お前は」

そこまで言った時、フッと雛子のからだの力が抜けた。

(私は…買われた)

何度も言われて、精神が耐えられなくなっていた。
















押し寄せる快楽の波に流され、沈んでいく。

このまま、飲み込まれたら、楽になるのか?そんなことばかり、考えていた。


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