甘い時 〜囚われた心〜
「雛子さんには、桜華様の専属メイドになって頂きます。」
「メ…メイド?」
「はい。桜華様の身の回りのお世話をすべて…申し遅れましたが、私は桜華様の秘書をしております、坂上 尚人(サカガミ ナオト)と申します。」
「秘書…さん…」
「はい。桜華様は会社を経営されておりますので、会社関係のサポートは私が致します。しかし、その他のお世話は雛子さんにお願いすることになります」
「なぜ…私なんですか?あの大きなお屋敷なら、もっと優秀なメイドさんがいらっしゃるはずっっきゃ!」
いきなり、ボーッとしていた桜華が雛子の手首を押さえつけ、シートに押し倒してきた。
「離して!」
「尚人!」
坂上は小さく頭を下げると、備え付けられたボタンを押した。
坂上の背後にあった運転席と遮られていた壁が左右に開く。
「やっ!坂上さん!」
坂上は何も言わずに壁の向こうに消えていった。
完全に壁が閉まるのを確認すると、桜華は雛子の首筋に唇を押した。
「メ…メイド?」
「はい。桜華様の身の回りのお世話をすべて…申し遅れましたが、私は桜華様の秘書をしております、坂上 尚人(サカガミ ナオト)と申します。」
「秘書…さん…」
「はい。桜華様は会社を経営されておりますので、会社関係のサポートは私が致します。しかし、その他のお世話は雛子さんにお願いすることになります」
「なぜ…私なんですか?あの大きなお屋敷なら、もっと優秀なメイドさんがいらっしゃるはずっっきゃ!」
いきなり、ボーッとしていた桜華が雛子の手首を押さえつけ、シートに押し倒してきた。
「離して!」
「尚人!」
坂上は小さく頭を下げると、備え付けられたボタンを押した。
坂上の背後にあった運転席と遮られていた壁が左右に開く。
「やっ!坂上さん!」
坂上は何も言わずに壁の向こうに消えていった。
完全に壁が閉まるのを確認すると、桜華は雛子の首筋に唇を押した。