男装総長の甘い恋
弘毅side
何だったんだ今の、
成瀬 龍?だっけ。
俺は、龍の顔が頭から、離れねぇ。
って俺は、ホモかよ(笑)

喋り方が違うって?
皆の前では、敬語なだけだ。
まぁ、この事は、俺の過去に関わるからまた今度だ。

仁「僕、龍の事気に入った!
ねぇ 蓮哉! 龍、仲間にしようよ!」


俺は正直、びっくりした。
仁は、女嫌いでもあるが、
言い換えれば、人間嫌いだ。
そんな 仁がなつくなんてな。

蓮「フッ いいぞ。」

はあぁぁ? こっちの方がびっくりだ。
蓮哉は、冷酷非道 信じた奴しか、
仲間に入れねぇ。
しかも、蓮哉の笑ってる顔
久しぶりに見たな。

皆も、蓮哉の意外な答えに固まっている。
自分で言った仁さえも。
もちろん、俺も皆と同じ顔してる。

弘「蓮哉、本気ですか?」

蓮「あぁ。 あいつ気に入った。」

剛 隼「「俺は認めない(ねぇ)」」

剛と隼人の瞳が、揺れていた。
それに、きずいた蓮哉は


蓮「別に、認めなくてもいい。
だが、俺が気に入った奴だ。
龍の、目を見たら分かる気がする。 龍は、裏切らねぇ。 」

そう言った蓮哉の瞳も揺れている。

やっぱり、少しは不安なんだろう。

また、前見たいになったら。
もう 俺達は 闇から出られなくなる。

俺も、不安だ。

また、裏切られたら?

また、捨てられたら?

どうすればいい?

神龍の幹部以上は全員、辛い過去が
ある。

特に、蓮哉と剛と隼人だ。
そんな蓮哉が、言ったんだ。

俺も信じてみようかな。

成瀬 龍。 お前なら、俺達を、
神龍を 変えてくれるか。

弘「まあ、今は落ち着きましょう。
まだ、龍さんの事も調べていませんし。」

仁「じゃあ、屋上にサボりに行こ!」

蓮剛隼「(あぁ) (コクン) (…)」


< 15 / 31 >

この作品をシェア

pagetop