「お前は俺のモノ」【完結】
これからも私以外を抱くのか。
…そんな、彼を縛る事なんて私には出来ないのに。
私は彼の彼女でも何でもないんだ。
私は彼のモノ。
…所謂、所有物ってヤツ。
ペットなんだから、私が彼にもう他の女を抱かないでなんて言えないんだ。
「…どういう事って聞いてるんだけど」
俯く私の顔を強引に掴んで上げると、目線を合わせる。
その顔は鋭い。
「言え」
「……」
言い淀む私に、彼の目は更に鋭くなる。
私が言わないと彼はきっと許してくれない。
そう思った私は意を決して、口を開いた。