「お前は俺のモノ」【完結】
「色々買った方がいいだろ?
ずっと俺ん家に住むんだから」
「………」
わかってたけど、胸にズンと鉛が溜まる様な感覚が私を支配した。
一緒にいるんだって覚悟もした。
でも、改めて言葉に出されると実感しなきゃならなくなる。
私は彼といるんだって。
いつまで?
一生?
それは幸せな未来なんかではなかった。
「洋服もいるだろ?
シャンプーとか、洗顔とか。
他には何がいる?」
「食器とか、買ってもいい?」
「ああ、わかった」
話してる内容は、同棲を始めたカップルの様で素敵なのにな。
そこに、料理が運ばれて来る。