離してなんかやるかよ。


「体育館付近のトイレ!一般客で校舎のWCは混んでたからね」


「WCって…」



「ま、とりあえず急いでるからじゃあね!」



松本くんが颯に言ってた様に体育館に颯来てよね。




絶対だから―…。


「トイレに急ぐってあいつ―…」




颯がそんなことを呑気に言ってるけど


あたしは聞く耳持たずに



トリュフを持って告白大会の会場に向かったんだ―…




「好きです!ずっと前から好きでした!付き合ってくださいっ!」



ううう…


緊張する…。


そして告白大会は開催され次はあたしの番です。



告白大会はエントリーしないと参加可じゃなくて、さっき告白大会の準備をしていたときギリギリにあたしと松本くんは受付した。




「俺も好きです。俺と付き合ってください」




あたしの前の子は告白が成功して


見事お付き合いしました。



告白成功した女の子は観客から『ヒューヒュー』と熱いコールというか声援というかよくわからないリアクションが集まってる。



成功したら…



あたしもこの女の子みたいにヒューヒューと言われる。



だけど颯は―…



あたしのことが好きなのかなぁ?


プレイボーイじゃないって若干思えたけど



昨日赤面していた気がしたけど


それがあたしの自惚れだったら


気のせいだったら


あたしは颯にフラれる。


でもフラれてもいい。


報われなくてもいい。

< 281 / 373 >

この作品をシェア

pagetop