あなたの傍で~1位の彼女と2位の俺…番外編~
いつの間にか瞳を開いている蓮に手を掴まれ、ジーッと見つめられる。
「……蓮っっ!?起きてたのっ?」
「そんなすぐ…寝れないよ…。」
「じゃあ…何で返事しなかったのよ…。」
まだ見つめ続ける蓮から、顔を逸らしながら言うと…
グイッと蓮が私の両手首を顔の横に押し付け、
私の上に跨った…。
え…?
何…これ…?
「蓮……?」
さすがに…私も今の状況がどういう事なのか分からないほど子どもじゃない。
「・・・・・・・。」
何も言わず…私に跨ったまま、切なそうな表情を浮かべる蓮…。
「奈々さん…俺……。」
「……いいよ…蓮。
私が蓮の心を温めるから…。
だから……」
そこまで私が言いかけると…蓮の唇が、私の唇に重なった…。