さよなら、なんて言わないで。
すると、
『あなたは誰にでもいい顔するって言ったけど、本当は誰にでも平等で優しいってことだってわかってる。』
また急にそう言った彼女。
『....優柔不断なんかじゃなくて、本当はいつも私の意見を尊重してくれてるってことも。人の話も聞いてないようで、本当はちゃんとずっと聞いてくれてるってことも。......本当は...全部、全部わかってるんだ...』
俺は言葉がでてこなかった。
『..........』
『...あなたの笑った顔も、声も、大きい掌もすごく好きだった。優しい所も、優しくない所も、あなたの全てが大好きだったよ。』