あと少しだけ。
そんなことを考えていると、ふといい匂いが鼻を掠めた。


匂いのする方向へ行くと、豪華な食事が
並べられていた。

これを1人で作って、俺を待っていたのか………?


そういえば、この前色々あって、むしゃくしゃしてたから折角作ってくれた
ご飯を不味いと言って残した。

「…俺、とことん最低………。」

しかも、こんな時間に外へ飛びださせるほど傷つけたなんて………。

俺は気づいたら玄関を飛び出していた。

だが、外に出た瞬間とても寒かった。
その理由はすぐ分かった。


大雨が降ってるのだ。
さっきまでは降っていなかったのに。

おそらく、瑞希はこの雨にうたれてどこかにいるのだろう。
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