冷徹執事様はCEO!?
「ああ!あの超無礼な男!」私は眉を釣り上げる。

「想い出した?」航生が首を傾げて尋ねる。

やっぱり私は田中に昔会っていた。

『やはりあの時に、少々強引にアプローチするべきでした。そうすればきっと貴女を俺だけのものに出来たのに』

ふと、田中の言った台詞が脳裏を過る。田中は私を覚えていたって事?

それなら、どうして何も教えてくれなかったのかしら… 。


その時、インターフォンが鳴り、私の思考は中断された。

「匠ちゃんだ!」私はパタパタと走って玄関へと向かう。

「はいはーい」勢いよくドアを開けた。

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