冷徹執事様はCEO!?
「あーあ、せっかくのお正月なのに燁子と二人っきりってのも味気ないよね」

ユウキはフウっと息を吹きかけてお雑煮を冷ます。

「ユウキは恋人はいないの?」

「うわ、出た、セクハラー」

マジむかつく。

ゲイにセクハラして何が楽しいんだっつーの。

そもそも、人のプライベートにはづけづけと土足で踏み込んで来るくせに、ユウキの事を尋ねるとスルリとかわされてしまう。

まあ、普通の恋愛事情とはまた違うから彼なりに話したくない事があるのかもしれない。

「綺麗だからモテそうだけどね」

ユウキは否定するでもなく、フフっとミステリアスな笑みを浮かべた。

そうゆう時のユウキは女の私もハッとするほど色っぽい。

「これ食べ終わったら、大掃除だからね!」

「おう!」

私はガッツポーズを作る。
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