冷徹執事様はCEO!?
PM3:00

大掃除もひと段落し、私とユウキと喜久田さんは、みかんを食べながらリビングのテーブルを囲む。

テレビのワイドショーで俳優夫婦の離婚報道が流れていた。

「この二人、この間結婚したばっかりじゃなかったっけ」ユウキはみかんを口に放り込む。

「確か出来ちゃった婚よね」私が尋ねると、そうそう!と喜久田さんは頷き「離婚すると思ってたわよ」と言った。

私とユウキは「ねー!」と言って同意する。

スーパーの休憩室に集まるパートさんのようだ。

メローな雰囲気のなか、世間話に花を咲かせていると玄関のベルが鳴った。

「あれ、ダスキンかな」

ユウキが立ち上がると、パタパタと小走りでリビングから出て行った。

暫くすると玄関の方が騒がしくなる。

「お客様かしらね」喜久田が呑気な口調で言う。

その時、突然リビングの扉が開いた。

「サプライーズ!」

驚いて振り向くとママが両手を広げて立っていた。

後ろにはパパもいる。
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