冷徹執事様はCEO!?
「ん?」私は思わず聞き返す。

「お父さんよ。まさか、喜んでた?」

「いやあ…どうだろう。喜ぶかなあ」

私はムニャムニャと言って誤魔化そうとする。

「あんた!まさかまだ言ってないの?!」

晴子姉さんの瞳の奥がキラリと光ったので背筋がゾッとした。

「どうしてこんな大事な事いってないの!とっとと電話しなさい」

そんでもって晴子姉さんは怒るとめちゃくちゃ怖い。

「でも…時差とか」私は必死に食い下がる。

「オランダとの時差は7時間、向こうは午後3時よ」

…が、秒速で論破。もう言い逃れ出来ない。

晴子姉さんは素早く携帯をポケットから取り出し連絡を入れる。

どうか、会議とかで出ませんように。
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