君色〜キミイロ〜
頭の中はパニックで
またなぜか泣けてきちゃう。
橘さんは私を強く抱きしめると
キスをしながらゆっくりとソファーへと私を押し倒した。
唇を離して
見つめ合った私たちの頬はピンク色。
橘さんは少し照れながら
「そんな真っ直ぐ見ないで…」
って目を反らしたんだ。
そんな橘さんがまた可愛くて
私は笑っちゃった。
そしたら橘さんもつられて
優しく笑った。
「莉緒ちゃん…好きだよ…」
また私に確かめるように
耳元で呟いた。
また真っ赤になる私を
橘さんは悪戯に笑って見せた。
“愛しい”って言葉を
すごく側に感じた瞬間。
橘さんからする甘いシャンプーの香りが,今度は私を安らげたんだ。