君色〜キミイロ〜


少し砂浜を歩くだけでサンダルの中に細かい砂が入ってきちゃう。

もう面倒くさくなってサンダルを脱ごうと手をかけると


橘さんは少し離れた場所ににちょこんと座った。



そして私に「おいで,おいで」をする。


「ん?なに?」


脱いだサンダルを左右の手に持ち橘さんの元へ向かった。



「ここ,絶景ポイント!」


「…へ?」


橘さんは海に向かって目くばせをした。



「あっ…!!」


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