君色〜キミイロ〜
「なんか積極的だな。そのほうが嬉しいけどね♪」
なんて橘さんはまた悪戯に笑いかける。
「なっ!ふ…普通だもん!」
「はいはい。」
橘さんは私の頭を撫でると
アトリエの入り口に手をかけた。
―ガチャッ…
「…き…綺麗…!!」
壁に設置されたステンドグラスがきらきらと輝いていて
アトリエにあるミシンやらトルソーやら,ここにある全てのものを照らしていた。
「まるで教会みたいっ!」
「でしょっ?これはかなりの傑作品♪気に入った?」
「うん!!かなりっ!」
それを聞いて安心したように
橘さんはまた優しく笑った。