イケメン先生は危険男子でした!?
そう言われてみればそうだ。


今まではあたしが先生を脅していたから付き合えていただけで、その脅しがなくなってしまった今、あたしたちが付き合っていいという理由がなにもないんだ。


「ど、どうしよう……」


このままじゃ禁断恋愛とかでまわりに別れさせられてしまうかもしれない。


そう思って焦っていると、先生はおかしそうに笑い声を上げた。


「な、なにがおかしいの!?」


「だって、詩が可愛くて」


「な、なに言ってるの! こんなときに!」


1人で焦っていると、先生は路肩に車を停車した。


「なぁ、詩」


そして急に真剣な表情になる先生。


「……え?」


その表情の変化にドキドキしてしまうあたし。
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