イケメン先生は危険男子でした!?
突然モジモジしている2人に、なんだか気持悪さを覚えるあたし。


「数学って……やっぱり、教えている先生がいいからか?」


杉田君がそう聞いてきて、あたしはようやくハッとした。


そっか。


2人はあたしと先生が付き合っていることを知っている。


だから、『数学が好き』というあたしの言葉に敏感に反応して赤くなったんだ。


「先生ももちろん好き。でも、数学もちゃんと好きだし」


そう言うと、2人は更に顔を赤くする。


学年1位2位の不良とは思えない反応に、あたしは少し驚いた。


もしかして2人とも、恋愛に関してはすごくウブなんじゃないのかな?


そう思ったあたしは、ために2人に聞いてみることにした。


「2人は、彼女いないの?」


そう聞いてみると2人同時に動揺しはじめ、「あー……それはなぁ……」とか「どうかなぁー」なんて、曖昧な返事をし始める。


ははぁ。


彼女はいないんだ。
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